総合ビタミン剤などのサプリメントは、
ガンや心疾患のリスクを高める!
◆「社会の裏側!」18
米国国立がん研究所の最近の調査で、明らかになった事実とは
山田博士・著
ガンや心疾患のリスクを高める!
◆「社会の裏側!」18
やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!
今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。
空をのんびりと旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつも
その方法を考えています。
そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。
★本書の概要
冒頭で、しっかり述べておきます(笑)。
サプリメントなどを摂ってはいけません。病人でもないあなたが、
なぜこうした化学物質をふだんから体に入れなくてはならないん
です?
多くのかたがいま、ご自分の食事がコンビニ食や外食にばかりに偏
(かたよ)っていることを自覚されており、それを簡単に補(おぎ
な)うためだと称して、安易にこのサプリメントを摂取していらっ
しゃる。
でもじつはこれ、「いのち取り」に……なります。法的には、「栄養
機能食品」として、12種類のビタミンと5種類のミネラルのいず
れかが一定量含まれているものとなっていますが、その栄養素の機
能は、厚生労働省に「届出や申請なしに表示できる食品」となって
いるわけですね。
そう、機能などの内容についての届け出は……不要なんです。そし
てこのサプリメントは、効果や効能を書いてもいい「食品」となる
わけですね。まあ、こんなものが「食品」とは、これいかに……。
ところがいずれにしても、これらビタミン剤など、いわゆる抗酸化
物質であるサプリメントを摂取すると、逆にガンや心疾患のリスク
を高める……という報告が出ました(出所は本書を)。
それに、ミネソタ大学での調査もあります。こちらでは、被験者約
4万人ほどによるものなんですが、総合ビタミン剤やマグネシウム、
亜鉛などのサプリメントを摂取した年配女性は、そうでない女性より、
「死亡率が高かった」という報告もあるんですね。
しかも、ビタミンEは、ビタミンCとともに、抗酸化物質として、
多くのかたが、「わざわざ多めに」摂っていらっしゃるビタミンで
しょうが、じつはここにも盲点がありました。
それは……。
いままでに発刊した「社会の裏側!」シリーズ、どうぞご覧下さい。
楽しい文体が人気のようですよ!お楽しみに!
★【目次】
プロフィール
(はじめに)
★(第1章)
ふだん、安易にコンビニ食などの外食ばかりに偏(かたよ)り、そ
れを簡単に補(おぎな)うためだとして、このサプリメントを摂取
するのは、じつは「いのち取り」になります……
★(第2章)
日本では狭義のサプリメントは「健康食品」とされ、法的には食品
の区分に入れられているんです。しかし、その位置づけの議論は、
まだまだ続いているんですね。よく薬事法違反で摘発される事件が
起こるほど……
★(第3章)
ところが、ビタミン剤など、いわゆる抗酸化物質であるサプリメン
トを摂取すると、逆にガンや心疾患のリスクを高める……というも
のなんですね……
★(第4章)
そう言えば、ビタミンEについてのリスクについて述べているかた
もいらっしゃいましたね。ビタミンEを1年以上、多量摂取してい
たグループのほうが、そうでないグループより、明らかに死亡率が
高かった、と言います……
★(第5章)
だって、加工するということは、何かを「工業的に加える」ことな
んでしょう?(笑)違います? とくにいまのビタミンCの多くは中
国製ですしね……
(最後にひとこと)
(685円)