◆「社会の裏側!」11……「香料」のせいで死ぬ思いの人たちへ! 日本人の母乳や脂肪から初めて検出された「人工のムスク」


「香料」のせいで死ぬ思いの人たちへ!
本人の母乳や脂肪から初めて検出された「人工のムスク」

◆「社会の裏側!」11


~化学物質過敏症患者の8割が「香料」を発祥物にしている~


山田博士・著






 

やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
                              
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙
をストップさせたい。

空をのんびりと旅する雲たちを眺めながら、
ぼくはいつもその方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度
変え、家族を変え、文明を変え、歴史を
変えてきた重い事実を、知ってほしい。






★本書の概要

いま、この「香りビジネス」が日本中に蔓延しております。

つまり、合成香料を使った商品が、ぼくたちの周囲に氾濫している
わけですね。これらの芳香剤は、鼻から吸収されると、直接、神経
に影響を及ぼすのですが、ただ薬事法などの規制外のため、成分も
安全性もほとんど分かっておりません。

日本で使用されている香料の約95%ぐらいが合成香料なんですが、
そのほとんどは石油原料。でも、洗剤や化粧品などの表示をご覧下
さい。どんな香料成分を使っていたとしても、それらはすべてただ
単に「香料」とだけしか表示されていないですよね。

あるかたは、これらの香料のために「化学物質過敏症」となり、女
性の化粧品の匂いのため、職場で窓を開けられないこともあって大
変な目にあっているのですが、トイレの消臭剤でも、涙と激しいせ
きが出て、心臓がドキドキしたことがあったと言います。

たかが香料だとはとても言えません。高級香料であるムスク(麝香)
の代替品として、化粧品や香水に使われている「人工麝香」という
のがあります。

これは、生物のホルモンの働きを乱す内分泌(ないぶんぴつ)かく
乱作用(いわゆる「環ホル」のこと)も指摘されているもの。この
「人工麝香」が、日本人の母乳や脂肪組織中に残留していることを、
あるグループが突き止めました(本書に詳述)。

このとき検出したのは、「HHCB」と「AHTN」という2種類
の人工麝香だったんですが、この「HHCB」は生体内に比較的残
留しやすいうえ、男性ホルモンの働きを妨(さまた)げる作用など
も動物実験で指摘されております。

……ついでにもう少し言いますと、妊婦が香水や香料入りの化粧品
類を使用すると、生まれてくる子どもが、将来不妊症になる可能性
があるという研究もあります。そして、これらの香料は有力なアレ
ルギーの原因物質でもあります。

最近、強い香りが長持ちすることを謳(うた)った衣類用柔軟剤が
ありますが、……長くなりますので、このあたりで……(笑)。
本書に詳しく述べました。まだ、これらの香料、あなた、使います
か(笑)。

今後の「社会の裏側!」シリーズを、どうぞお楽しみに!




★【目次】


プロフィール

(はじめに)

(第1章)

香りぐらい、いいじゃないの……なんて言わないでほしい。
この合成香料の匂いは、息を止めるわけにはいかないのだ……

(第2章)

トイレの消臭剤により、涙と激しいせきが出て心臓がド
キドキしたこともある、という新聞投書者の声……

(第3章)

日本人の母乳や脂肪から初めて検出された「人工麝香(ム
スク)」。環境ホルモンの疑いがあるのだが、なんの規制もなく化粧
品に使われているとは……

(第4章)

妊婦が、香水や香料入りの化粧品類を使用すれば、生ま
れてくる子どもが、将来不妊症になることも分かっている……

(第5章)

現在、香料に使われる物質は500種類以上だと言われ
ているが、その真実は闇の中だ。これほどアレルギーの原因物質だ
と言われているのに……

(第6章)

環ホルである「フタル酸エステル」が、なんと香料の「香
り」を保つ保留剤として使われていた……

(第7章)

何を血迷ったのか、NHKがこの「香り」を企業に替わ
って大々的に「宣伝」していた……

(第8章)

小児喘息は、「小児気管支喘息」とも言うが、呼吸困難
などの発作を繰り返す病気だ。香料に含まれるこの「VOC」と関
係がないのかどうか……

(最後にひとこと)




電子本(アマゾン)→
   (980円)

※PDF版の場合は、下記へご連絡下さい。
 ただ、なるべくなら、上記のアマゾンでお願いします。