◆「社会の裏側!」97……最近、野菜の農薬の匂い、きつくないですか?


最近、野菜の農薬の匂い、きつくないですか?


◆「社会の裏側!」97

~じつは、「遺組み」(遺伝子組み換え)作物が増えて、農薬使用量の法的規制が、
 国民が気づかない間に頻繁に緩和されています。しかも動物実験で、こんな酷
 (ひど)い状況なのも分かりました~

山田博士・著





(585円です)
                 
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やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
 
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせたい。
ぼくはいつもそれを望んでいます。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた、重い事実を、
ぜひ知ってほしい……。







★概要


ぼくは、ワン君のように、鼻が特別いいと
言われております、はい(笑)。

子どものころから、彼らといっしょに過ご
してきたため、ひょっとして似たのかも
しれません(本当?)。

ですが、近ごろの野菜の匂いの変わりよう
には、本当に驚いています。

もちろん、それは農薬の、あの何とも
言えないイヤな匂いなんですが、スーパー
などで売っている市販の野菜や、とくに、
外食や中食(なかしょく)で食べる料理の
匂い。

ぼくなど、とても我慢ができないほどです。

もちろん、皆さんも、最近のそのような
事実、気づいていらっしゃいますよね?

★★★

え?

匂いや味なんぞ、何も分からない?

席に座って、目の前に何かが出てきたものを
食べてる?
あったかければ、私は、何でも美味しい?

う~むむむむ。

あなた、「健康」ですなあ(本当は……与え
られるものを何でも食べる「家畜サン」と、
そっくりですなあ、と言いたいのですが、
そんなこと、怖くてとても言えません。笑)。

★★★

じつは、ぼくの思惑どおり、実際に農薬の
使用量が増えています。

ただ、その農薬量が増えているのは、「遺組み」
(遺伝子組み換え)の広がりと、大いに関係
があるわけですね。

え?
「遺組み」?

ンなもの。
私は平気。
食べたこともないし……。

なんて、おっしゃるあなた。

じつは、ぼくたちの周囲には、この「遺組み」
作物、そして「遺組み」料理が、充満して
います。

★★★

いまは、魚の遺伝子がトマトに移って
いたり、微生物の遺伝子が大豆へ挿入
されたりと、いままでの常識では、とても
外からは何も見ることができません。

知識がなければ、誰だって、まったく
気づきませんからね。

たとえば、醤油(しょうゆ)、マヨネーズ、
異性化糖、醸造酢、サラダ油、植物油脂、
ビタミン剤、デキストリン、
ショートニング……。

まだまだありますが、これらにはかなりの
確率で「遺組み」技術が使われている
はずです。

本書の中でも述べておりますが、いまは
「ゲノム編集技術」などが話題になって
いるほど、企業たちは、どんどん食べもの
の分野に彼らの手を差し入れようとして
いるわけですね。

★★★

油断をしていると、みんなで「仲良く」
倒れるしかない(笑)。

こうして、企業たちは、「遺組み」技術を
使って、除草剤耐性のある作物を広げたの
はいいのですが、その目論見(もくろみ)
に反して、なんと「除草剤耐性雑草」の
ほうが、もの凄い勢いで広がりました。

同時に、「殺虫剤耐性害虫」もね。

いわば、自然界からの反逆です。

それらは「スーパー雑草」などと言われて
おりますが、それだけじゃなく、「スーパー
害虫」も出現している(笑)。

そして、さらに多くの農薬が必要になる。

★★★

こうなると、まさに、もう笑い話です。

どおりで、最近の野菜の匂いがおかしいなと
思っていたはずです。

今回、そのあたりを詳しく述べました。

ぜひ、外食や中食を、とくに頻繁(ひん
ぱん)に利用されているかたは、本書の
内容をいつも頭に入れておいて下さい。

そして、皆さんお一人おひとりの声が、
いまのような状況を無くすのだということ。

自分は黙っていて、空を向いて不平ばかり
言っていては、いつまで経っても
状況は変わりません。

★★★

企業や行政に対して、1枚のハガキでも
いい、実際に行動を起こすことが、あなたや
子どもたちの将来を輝かせるわけですね。

そして、いまの食べものの「バックに存在
している影」を、どうぞ、今回も
お知り下さい。

お楽しみに。






★目次


★(第1章)

先日、ある外食店で、ある青菜の混ざった料理を食べました。まあ、
ふだんは外食などめったにしませんが、そのときは仲間といっしょ
だったため……ところが、農薬の匂いがかなりするわけですね……

★(第2章)

1990年3月。アメリカで、この「遺組み」技術で作られた物質
の「食べものへの応用」が、世界で初めて認められました。一番最
初に何に許可されたかと言えば……「チーズ」です。そしていま、
たとえば、醤油(しょうゆ)、マヨネーズ、異性化糖、醸造酢、サ
ラダ油、植物油脂などに……

★(第3章)

いまや、ラウンドアップ除草剤をいくら撒いても枯れようとしない
雑草がはびこりました。そのため、除草剤をどんどんどんどんどん
どん……と、大量に撒かざるを得ない。だけど、またまた「除草剤
耐性雑草」が広がる。そのため、また大量に除草剤を……

★(第4章)

もう少し詳しく述べますと、エルマコバさんは、「遺組み」大豆の
粉末を毎日5~7グラム混ぜた餌を、親ラットに交配の2週間前か
ら食べさせたと言います。そして、妊娠中や授乳中にも与えました。
しかも、さらに、生まれた子ラットにも同じ餌で飼育したというわ
けですね。その結果……

★(第5章)

デュポン社では、すでに気味悪い「ゲノム編集技術」を使って、乾
燥しない小麦などの試験栽培を始めたようですよ。でも、消費者一
人ひとりは弱い存在ですが、人数が多くなれば、極めて大きな力と
なります。ほれ、「3本の矢の教え」という話もありますよね……

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