◆「社会の裏側!」77……漁師や魚たちの涙が、君に見えるか!


漁師や魚たちの涙が、君に見えるか!


◆「社会の裏側!」77

~世界の漁獲高は好調なのに、日本から漁師たちが消える日も近い。
 いま規制緩和で、大企業が「漁業権」を奪おうとしています~

山田博士・著




      (685円です)

※PDF版の場合は、下記へご連絡下さい。
 送金情報をお送りします(プラス200円です)。
 ただ、なるべくなら、上記のアマゾンでお願いします。
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やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。
                              
地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。

空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、
ぼくはいつもその方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180
度変え、家族を変え、文明を変え、歴史
を変えてきた重い事実を、知ってほしい。






★概要

いま、ぼくたちが口にするサーモン(サケ)は、ノルウェー産(養
殖です!)が多いんですね。

サケが「養殖魚」だなんて、あなた、ご存じでした?(笑)

ところがそのノルウェーでも、沿岸を外国資本たちに乗っ取られて
しまい、このサーモンは彼らの「利潤を生み出す装置」と変わり果
ててしまいました。

ぼくたちがサケフライなどを、目を細めながら頬張っていますが、
あれはほとんどがこの「ノルウェーの養殖魚」です。

★★★

多くのかたは、マグロとは異なり、このサケだけは自然のものだと
思っていらっしゃるようですが……(笑)。

でも、このノルウェーと同じことが、今回のTPP(環太平洋経済
連携協定)によって、より現実のものとなろうとしております(た
とえ変則的なものになろうとも)。

そして、大企業たちが「漁業権」を奪おうとしているいま、沿岸の
漁民たちも負けてはいません。新たな動きが出てきました。
そのあたりも、本書でどうぞ、ご覧下さい。

★★★

最近は、日本の若い人たちが魚離れをしている……と、よく言います。

でも、そんなことを言うより前に、その「魚たち自身がこの日本か
ら離れていっている」のじゃありませんか。
違いますか。

沿岸を埋め立てて産卵場所を無くし、泣きながら日本の沿岸から去
って行く魚クンたち。

魚クンよ。どうか、この日本人たちの行為を許せ!

ぼくなど、そう叫びたくなります。

★★★

ましてや、沖縄のあの美しい海を埋め立てて、外国の基地を作るな
んて。
とても正気の沙汰だとは思えません。

日本を守るにしても、もっと、ほかの方法があるのじゃないですか。
いくら政治的事情があるにしても、こうした魚たちの存在をあまり
にも無視している。

それに、いまの日本漁業の縮小が、なぜ起こったのか。

それは、ほかの農業なども含めて、産業構造の変化を考える必要が
あるでしょうね。
漁業だけの問題ではないんです。

★★★

振り返ってみれば、1990年以降、農業、工業、漁業などの、い
わゆる第1次産業と第2次産業といわれる分野が、ずっとおろそか
にされてきました。

工場などは、どんどん海外にその足場を移し、日本国内は空洞化し
てしまっております。

そういう環境の中で、第1次産業であるこの漁業も、まったく例外
ではない……。

本書では、漁業だけじゃなく、いままでおろそかにしてきた農業、
林業、そして工業などという大切な「もの作り」の大切さを、再
度、ごいっしょに考えたいなと、思っています。

ささささ、それじゃ、内容をどうぞ、ご覧下さい。





★目次


★(第1章)

そのようにして、ぼくやワン君を健やかに育ててくれた魚たち。で
もいま。日本の漁業は、「縮小気味」なんですね。逆に、世界では、
漁業の生産量はこの50年間というもの増え続けている。どうして、
日本はこんな事態に陥(おちい)ったのか……

★(第2章)

最近は、日本の若い人たちが魚離れをしている……と、よく言われ
ますが、そんなことを言うより前に、その「魚たち自身がこの日本
から離れていっている」のじゃありませんか。違いますか……

★(第3章)

戦後の日本は、なんと「もの作りの国」を放棄してしまったのでした。
それこそが、いまの漁業の衰退を招いた結果だったと言えませんか。
そしてそれとともに、若者たちを中心にして「魚離れ」が進む……

★(第4章)

ところが、ほかの分野と同じく、この沿岸漁業にも、「規制緩和」
という言葉が押し寄せてきたわけですね。そして、こうした「漁業
権」を大企業たちに開放してしまおうという動きがあるわけです……

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